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マイホームに求めることはいろいろとあると思いますが、健やかに暮らしたいという思いは誰もが抱いていることです。
健やかに暮らせるマイホームにしたいのであれば、左官工事がおすすめです。
こちらでは、左官工事とシックハウス症候群について紹介致します。

健康志向の方が増えている中、マイホームを建てる際やリフォームを行う際に用いられている建材等にも目が向けられるようになりました。その理由として、シックハウス症候群が挙げられます。

過去にテレビや新聞などで大々的に取り上げられたこともあるシックハウス症候群はすでにご存知の方も多く、名前を聞いたことがあるという方もいらっしゃると思います。建材等から発生した化学物質などによる室内空気汚染によって様々な健康障害が引き起こされますが、その総称をシックハウス症候群と言います。アスベストが知られるようになったのもシックハウス症候群が取り上げられるようになったことがきっかけです。

シックハウス症候群にかかるとどういう症状が現れるのかと言いますと、目のかゆみや耳鳴り、じんましんなどといったものから、頭痛やのどの痛み、鼻水、鼻詰まりなど、風邪と間違えてしまいそうな症状まで様々です。

シックハウス症候群

シックハウス症候群が問題となり自然素材が見直された今、左官工事のニーズも高まっています。左官工事は、珪藻土(けいそうど)や漆喰(しっくい)といった自然素材を用いて施工を行うため、アスベストはもちろん、ホルムアルデヒドなどの心配も必要ないのです。小さなお子さんやご高齢の方がいらっしゃるご家族は特に健康面に関してはこだわりたいと考えるものです。家族の健康のためにも左官工事を検討してみてください。

シックハウス症候群

日本の伝統技術である左官が見直され始めていますが、左官工事の仕上げパターンにはいくつか種類があります。
より満足のいく仕上がりにするためには、素材の特徴や見積もりを取ることも大切ですが、パターンについて知っておくことも欠かせません。
こちらでは、左官工事の標準的な仕上げパターンをご紹介致します。

コテ波仕上げはもっとも標準的な仕上げ方です。コテで塗った跡を自然な形で残すパターンなのですが、左官職人によって好みがあるため、心配な方は施工に立会い、パターンを確認することをおすすめします。

これは、コテで扇(半円)を描くパターンです。職人がやると簡単なように見えますが、実はとても難しいもので、綺麗な半円にするためには熟練職人の技術が必要とされます。

ホームセンターなどで販売されているハケやブラシなどを用いて模様をつけていくものです。ハケやブラシにもいろいろなサイズ、質感がありますので、用いるハケやブラシによって仕上がりパターンに変化をつけることができます。

これは素人には真似できない職人技です。コテでエッジを効かすようにして仕上げていきます。スパニッシュ仕上げをする際には、少し厚塗りをしてからパターンをつけていきますが、エッジが効き過ぎてしまうと下地が見えてしまうことがあるため、注意が必要です。

健康志向が高まっている中、見直され始めている左官工事ですが、仕上げ方法にもいろいろとございます。
こちらでは、「洗い出し」という仕上げ方法についてご紹介致します。

洗い出しというのは、玉石や砕石などをセメントに混ぜ込んで下地モルタル面に塗りつけ表面仕上げをした後、セメントやモルタルなどが完全に固まらないタイミングを見計らい、表面石に散水して洗うことを言います。これにより、混ぜ込んだ石が表面に見える状態になります。
昔はトイレや玄関のたたき、お風呂などの場所に洗い出しが施されることが多かったようです。しっかり施工されていれば、50年ほどもつと言われ、耐用性にも優れているのです。

洗い出しは伝統的な工法とあるだけに日本庭園やお寺などでも良く見かけられます。そのため、和のイメージが強くなってしまい、洋風スタイルには合わないのではないかと考える方もいらっしゃると思います。混ぜ込む石の種類は豊富にありますし、今ではガラスを粉砕した破片のガラスレットを用いたものも見られるようになり、洋風スタイルに合う洗い出しも可能でございます。

先ほどしっかり施工されていれば50年もつと言いましたが、これが難しいのです。施工次第で耐用年数も左右されますので、きちんとしたところに頼みたいものです。
最近では、洗い出しの手間を省くために薬品を用いて施工の翌日に洗い出しが行われていることもあります。見た目も綺麗に仕上がりますが、薬品を使用しているため、耐用性も低くなってしまいます。ひとことで洗い出しと言っても、どういう施工を行うかが重要になってくるのです。

リフォームの際、雰囲気を変えたいと考えている方の中には、塗り壁工事を検討している方もいらっしゃると思います。
ひとことで塗り壁工事と言っても様々な種類の塗り壁があります。後悔しないためにもどういった種類があるのか知っておくことが大切です。
こちらでは、塗り壁の種類についてご紹介致します。

土壁は日本建築における伝統的な壁の1つで、土を用いて作られる左官仕上げの壁を指す総称です。他に左官壁や塗り壁とも言われています。また、京都に数多くの色土が産出するので、京壁というふうにも言われております。上塗りの土の種類によって、珪藻土壁・聚楽壁と分けられます。日本の気候や風土にも適している壁です。

名前通り砂で仕上げられた塗り壁を言います。砂壁は滑らかな美しさが特徴に挙げられ、客間や茶室など、風情重視の場所に使われることが多くあります。また、和室だけではなく、洋室にピッタリのタイプもございます。砂壁に使われる砂は粒子が均一で異物の混入があまりない川砂が良いとされています。

鉱物質の粉末と水を練り合わせたプラスター(石灰または石膏)を用いた壁です。石膏プラスターとドロマイトプラスターがあります。輝くような白さが特徴的な壁で、西洋漆喰と呼ばれることもあります。今では、繊維質や化成のりを混ぜたものが数多く輸入されるようになりました。

キッチンや洗面所などのリフォームを考えている方の中には、大理石を使用したいという方も多くいらっしゃいます。日本では、大理石の産出量が少なく高級な建築資材として扱われてきたため、当然価格も高くなってしまいます。
予算が足りなくて諦めざるを得ない方もいらっしゃると思います。そういう時は、人造大理石にしませんか。
こちらでは、人造大理石のことについてまとめてみました。

人造大理石というのは、天然の大理石を粉砕してセメントや樹脂で固めた半人工素材のことを言います。人工大理石と同じく大理石の代替品として広く使われています。イタリアのterrazzo(テラッツォ)地方で代替品として初めに製造されたため、テラゾーというふうにも呼ばれております。
人工大理石と何が違うのかあまりよく分からない方もいらっしゃると思いますが、人造大理石と人工大理石とでは明確な違いがあります。
それは、人造大理石には天然の大理石が含まれており、人工大理石には大理石が全く含まれておらず、アクリルやポリエステル樹脂からできているということです。

人造大理石の大きなメリットといえば、やはり価格です。大理石を用いるとなると価格も高額になってしまいます。高級感を出すには大理石がピッタリですが、そんな余裕がないという方もいらっしゃると思います。人造大理石を用いれば、リーズナブルな価格で高級感を醸し出すことが可能です。

耐久性は用いられる素材によっても変わってきますが、セメントテラゾーは高圧なプレスによる締め固めと真空引きによる水分の排除によって高耐久性・高強度を実現しています。耐久性は高いに越したことはありません。

毎日の仕事の疲れを癒すご自宅をより素敵な空間にしたいという方は多いのではないでしょうか。
そんな方は、左官工事を検討してみませんか?職人の技で魅力的な空間に近づけることが可能です。
こちらでは、左官工事の魅力についてご紹介いたします。

昔は大切な書物や家宝は蔵に保管されていました。今でも蔵を使用しているという方も多いかもしれません。では、なぜ蔵にそのような重要なものを保管するようになったのでしょうか。それは蔵の壁に秘密があります。蔵の壁は主に土壁やモルタル壁など火や水に強い素材を使用しており、火災が起きても大丈夫な作りになっているのです。大事なものを保管するというときは、左官工事で丈夫な壁に仕上げてみてはいかがでしょうか。

最近の住宅は化学建材を使用したものが多くあります。もちろん、化学建材には化学建材の良さがありますが、アレルギーやアトピー持ちの方にはつらいものかと思います。左官工事の住宅は調湿効果があり、結露、カビやダニの発生を抑制する働きがあるのです。体に優しいご自宅にしたいという方は、ぜひ左官工事をご検討ください。また、冷暖房の効率も良くなりますので経済的にも助かるでしょう。普段の生活から節約できるような住宅にしたいという方にもおすすめです。

和モダンなご自宅にしたいという方にも左官工事はおすすめです。漆喰や珪藻土など、左官工事独特の素敵なデザインを職人がひとつひとつ丁寧に仕上げていきますので、魅力的な空間にすることができます。和モダンなデザインにこだわりたい方も左官工事を依頼してみてはいかがでしょうか。こだわりの空間を楽しむことができるかと思います。

ご自宅をより素敵な環境に近づける為に、左官工事の見積もり依頼を検討している方はいらっしゃると思います。
そんな左官工事はとても歴史が古いものです。
こちらでは、左官の歴史についてご紹介しておりますので、左官について理解を深める際の役に立ててみてください。

歴史といっても諸説ありますが、縄文時代までさかのぼるといわれております。壁の材料となる土は、当時手に入れやすい素材だったそうです。その土を団子状に丸めた物を積み上げて土塀を作ったのが、始まりといわれております。その後飛鳥時代に入り、細く割った木を用いて壁の芯を作る技術や、石灰を用いて壁を白く塗り上げる技術など、技術が発展していきました。

この時代では、茶室の建築に色土を用いたといわれております。色土とは、色のついた左官仕上げ用の土を指します。また、土の色をコントロールする以外にも、繊維や砂を混ぜることで、色々な表現が可能になったといわれております。

江戸時代では、漆喰仕上げと呼ばれる工法が登場します。漆喰で壁全体を覆うこの工法によって建物の耐火性が向上し、デザイン的にも美しいものとなりました。その後、商人の土蔵などに普及をしていきます。

また、漆喰彫刻と呼ばれる装飾的施工も行われるようになり、左官技術は芸術性においても発展を遂げます。文明開化によって洋風建築の装飾にも対応することが可能となり、現在でも左官技術は、新しい工法や素材を取り入れております。

左官工事では漆喰や珪藻土、コンクリートなど、様々な素材を使用しますが、
工事に取り掛かるうえで欠かせない道具にコテを挙げることができます。
こちらでは左官工事で使用するコテについてご紹介します。
これから塗り壁・タイル・洗い出しなどの左官工事を行われる予定のある方、
左官工事に興味をお持ちの方は、ひとつの豆知識としてご覧ください。

コテ(鏝)は壁を塗る時に使用する道具です。左官職はこのコテを使って使用する材料を均等に塗り広げます。現代では左官工事に欠かすことができない道具ですが、コテが誕生するまでの間は人間の手の平を使って材料を均等に塗り広げていたと言われています。日本でコテが登場した歴史は明確ではありませんが、仏教が伝来し多くの寺院が建設された奈良時代に渡来した工人によって持ち込まれたのではないかという説があります。

コテには鉄・ステンレス・木など、様々な材質があり、目的に合わせて使い分けることができます。塗りたい材料を均等に塗り広げる道具ですが、コテの動かし方や当て方を工夫することによって模様をつけることができるのです。

綺麗な住宅を維持するためのメンテナンスとして、住宅のイメージを変えるためのリフォームとして、塗り壁工事などの工事をご検討されている方もいらっしゃるでしょう。効率良く工事を進めるためには評判の良い業者を選ぶだけでなく、事前にいくつかのポイントを確認しておくことが大切です。こちらでは、工事を行う前に注目すべきポイントをご紹介致します。

目的やイメージに合うように施工するためには、工事の種類を把握しておくことが大切です。例として塗り壁工事で考えてみると、同じ塗り壁工事でも漆喰や珪藻土と種類があります。工事の種類が異なると、使用する材料や施工方法にも違いが生まれるため、仕上がりにも影響が出てしまうことになるのです。

工事を行って魅力的な空間を手にするためには、工事を行う目的や施工後のイメージを明確にしておくことが重要なポイントとなります。なぜ工事を行う必要があるのかという点を明確にしておかなければ、イメージとかけ離れた空間になってしまう可能性があるのです。大まかなイメージを持たれている方はたくさんいらっしゃいますが、細かい部分まで目的やイメージを明確にしておくことで効率良く工事を進めることができるようになるのです。

効率良く工事を進めるためには工事の内容を確認するだけでなく、予算を設定しておくことも大切なポイントとなります。予算を設定しておくと優先順位をつけることができるようになり、必要のない工事費用の発生を事前に防ぐことができるのです。設定された予算に合わせて工事の内容を相談することができるケースもあるので、工事を依頼する前には予算を設定しておくことをおすすめします。

左官工事の中でも人造研ぎ出し工事は、職人の高い技術力が問われる工事です。
こちらでは人造研ぎ出し工事についてご紹介します。
人造研ぎ出し工事は、高級感のある空間を作りたいと考えられている方におすすめの工事です。

長年住み続ける住宅は細かい部分までこだわりを取り入れることで、毎日の生活がとても楽しくなります。メンテナンスやリフォームのために行う左官工事の中でも昔ながらの工法でもある人造研ぎ出し工事は、イメージに合わせて様々な雰囲気を演出することができることから近年注目が高まっています。

人造研ぎ出し工事の仕上げでは、一般的に5ミリ未満の砕石を使用し表面を滑らかに仕上げます。高級感を演出することができるという大きな特徴がある工法なので、大理石の代用品としても多くの場面で取り入れられています。

人造研ぎ出し工事は、床や階段はもちろん、カウンターなど、様々な部分に取り入れることができますが、中でも水まわりは特におすすめです。シックな雰囲気のキッチンでは清潔さを、浴室では高級感を演出するだけでなく、疲れた心と身体に癒しを与えることができるような空間を作ることができるでしょう。

セメントに混ぜ合わせる石の種類によっては毎日のお手入れが楽になるものもあるので、人造研ぎ出し工事を取り入れる場合は用途に合わせて材料を選ぶことが施工後の使いやすさに繋がるポイントとなります。